南米×コンテナ=陽気なショッピングモール!「QUO」
ヒップなコンテナのショッピングモールが、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスにも登場した。レゴのように上手く組み合わされたコンテナの数は57台。ひとつひとつがビビッドな色で塗り分けられ、「南米のパリ」と称されるブエノスアイレスで陽気な存在感を放っている。
BZZ Arquitecturaによってデザインされたこのモール「QUO」を、ラテン系の音楽でもかけながら、ちょっと見学してみよう。
地元の小さなオフィスやレストラン、コワーキングスペースが集まった、迷路のような空間。普通のショッピングモールとは違って、そこでしか出会えない新しい発見に溢れている。使われなくなったコンテナを組み合わせただけではなく、屋根には鮮やかな緑がたたえられ、ソーラーパネルも付いている。そして自家発電も可能と、どこまでもエコフレンドリーなモールである。
様々な形の窓からは、自然光がいつだって注ぎ込む。丸い宇宙船のような窓がとてもチャーミングだ。こんな場所なら、コーヒーを飲みにふらりと訪れるだけでも楽しめる。
このモールは、コンテナを使ったプロジェクトで有名なContainer Cityにインスピレーションを受けて作られたという。世界のあちこちで成功している、様々なプロジェクトや新しい暮らしのアイデアが、国境を越えてどんどん広がっていけばいい。ロンドン、ブエノスアイレス、次は……どこだろうか??